カテゴリー「神林長平」の2件の記事

2007年8月 1日

敵は海賊・正義の目


「モーチャイ、目を覚ましなさい」

「これが夢なら、起きたくない」

普通に書かれている文章の密度の濃い事。

〈敵は海賊〉シリーズの新作というより『永久帰還装置』の続編という感じがしてしまうのは、海賊課の連中が背景になってしまい地元刑事が話を引っ張っているからか。

「無に。それが、おまえ本来の形だ」

娯楽に振ったスペースオペラのこの話でも、充分に思索的なのが神林長平。神林長平なので他との比較は意味がないのですが、あえて言えば中村九郎を10倍くらい煮詰めたら似た感じになりそうではあります。

10年ぶりの暴虐無人

《敵は海賊》 シリーズ第7作、待望の刊行

ついに海賊課消滅!?

関連作品・記事

2005年10月18日

鏡像の敵:神林 長平

(サイドバーの「読んだもの」より移動)

  • 神林 長平 著: 鏡像の敵
    神林 長平 著: 鏡像の敵
    1985年1989年初出の短編6本。初出時に読んだ時には解説で桜坂洋氏が書いている事と同じようなイメージ――世界とのずれの問題――を思ったのですが、今読み返すとタイトルにある鏡像――意思を分身へ仮託[してしまう/されてしまう]事――の問題に惹かれます。それは時代の流れもあるでしょうが、読み手である私がやっとこの時(つまり『七胴落とし』の次)の神林氏の感性に追い付いた、という事かも。 2005年9月 4日 (★★★)

Wikipedia, はてな

出版:早川書房 ハヤカワ文庫JA (紹介)

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