第1回小学館ライトノベル大賞〈ガガガ賞〉受賞作。
要するにトゥルーマン・ショーなわけだけれども、それ自体は早い段階で暗示されます。そしてその状況で主人公とヒロインがどう現実(つまりショーマンシップ)と折り合いを付けて行くかの方が話のテーマ。
強烈な性格付けがされているにもかかわらず話の主題にとっては空気に近い脇役達や、単に白けさせているだけの外部(視聴者)視点とか問題は多々ありますが、ストレートな恋愛物として筋の通った良作。ここらへん先のリヴァースキスとはちょうど対称的。あちらは脇役のキャラ達は立っているのにそこに踏み込めておらず、肝心の恋愛についてはさわりを撫でるのみ。今は亡き母親の視点が有効に生きていたのにそれをテーマに繋げるまで展開できずに……ってリヴァースキスはともかく。
学園カゲキ! については、あえて言えばそのトゥルーマン・ショーな部分が結果として蛇足だった、とは言えるかも。というかその虚と実の部分に関しては踏み込みが全然足りなかったわけで……。
次はこれのシリーズ化より全くの新作を期待します。
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