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2008年4月27日

それは kokoro.py と言うプログラム

【ニコニコ動画】LaLaVoice で「ココロ」

 ニコニコに上げた LaLaVoice で「ココロ」 の動画部分を作るのに使ったプログラム公開しておきますね。

 パブリックドメイン扱いにしますので流用できる人はどうぞ。(泥縄ででっちあげたあまりきれいでないプログラムなので「Pygame の使用例」くらいの意味しかないかもしれませんけれども)

 これを実際に実行するのにはいろいろと準備が必要。

 Windows の場合で言えば、まずは

  • Python 2.5~ (但し 3.0 よりは前のバージョン)
  • Pygame 1.8~ (同じ 1.8 でも Python のバージョンによりインストールするものが違うので注意)

をインストールしておく必要が。(Windows 以外の環境だと他にもいろいろ必要かもしれませんがそこらへんは各自で)

 そしてこのプログラム、背景の 〰〰 そして を描画するために wave ファイルを参照するので、その描画対象になる音源の1つとしてトラボルタPが muzie で公開されている「ココロ」のカラオケ版

を拾ってきて、それを wave ファイル(kokoro_k.wav)に変換しておく必要があります。(私は音源調整に使った Audacity を使っていますが、mp3 を 16ビット非圧縮の wav に変換できるなら手段は何でもいいです)

 そしてボーカル用に、先に公開した LaLaSong 用 sng ファイルから作って音量を調整した

はここに上げておきますのでダウンロードしてください。

 実際に演奏する音声部分は先に公開した

を mp3 そのままの状態で使いますので、まだ落としていない場合こちらも準備ねがいます。

 まとめると

  1. Python をインストール
  2. Pygame をインストール
  3. kokoro.py を準備
  4. kokoro_k.wav を準備
  5. kokoro-vocal.wav を準備
  6. kokoro-robot.wav を準備
  7. lalavoice-kokoro.mp3 を準備

という手順に。これらを全部用意したら(Windowsの場合でしたら kokoro.py をダブルクリックするなりして) kokoro.py を実行してください。表示だけされるプレビューモードで実行され……

python.exe - エントリ ポイントが見つかりません: (×) プロシージャ エントリ ポイント SDL_GetKeyRepeat がダイナミック リンク ライブラリ SDL.dll から見つかりませんでした。

……気にしたら負け!

とりあえず、何事もなかったように [ OK ] クリックして次に行っちゃってください。あの動画が音楽付きで流れるはず……って音悪いし!!

いくらなんでもこんな状態で Pygame リリースしたとは思えないからこっちの環境の問題だよ! ぱいがめ悪くない、ぱいがめ悪くないよ! そうであってくれよっ!

……とり乱してすみませんでした。Pygame も 1.7 から 1.8 に変わったばかりで環境依存のバグが残っているみたいですが、この音声は参考のために同期して流しているだけなので音質についてはスルーということで。

動画にする

 このままだとプレビューモードで表示するだけ。動画にするにはプログラムのソースをちょっと書き換える必要があります。

 Windows で Python をインストールした場合、kokoro.py を右クリックして現れるメニューに「Edit widh IDLE」というのがありますのでそれを選んでソースを見てください。

################ モード設定 #####################

PREVIEW = True  # False にすると bmp 作成

という部分があるので、そこを

PREVIEW = False  # False にすると bmp 作成

と書き換えて「File > Save」でセーブしてから(また kokoro.py をダブルクリックするなりして)実行してください。プログラムが bmp というフォルダを作りそこに無圧縮 bmp ファイルを連番付けて作りはじめます。合計 1.82GB くらい大量に。――ディスクの空き容量に注意です。
(先に bmp という名前のフォルダを作っておきそのプロパティーで「全般 > 詳細設定 > 内容を圧縮してディスク領域を節約する(C)」設定しておくと1/10くらいには縮むのでディスク貧乏な人はそうしたほうが)

 んで、これをムービーにするにはこの連番ファイル群からムービーを作り出すソフトが必要。私は AviUtl を使いましたのでそれでの手順の説明ですが

  1. ファイル > 開く
  2. 右下の「fps変換無し」を「30fps」に変更
  3. 00000001.bmp を選んで「開く」

これで読み込みますので「表示 > 再生ウィンドウ」で確認してみて。よろしければ「ファイル > AVI出力」で適当な名前付けて保存のこと。これも無圧縮 avi でやはり 1.82GB あるので、ディスク貧乏な人は bmp の時と以下同。

 あとは Windows ムービー メーカー なりで音声と合わせてムービーにするわけですが、ここから先はこのプログラム固有の事情ではなく一般的なムービー編集の話になるので以下略。ちなみに最後の実写のあれはこのムービーメーカーでの編集の段階で付けています。

この写真も kokoro.py 同様パブリックドメイン扱いとしておきますので使いまわせる人はどうぞ。

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