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2008年3月 9日

3月9日はミクの日

はじめての初音ミク  キャラクター・ボーカロイドシリーズ
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 3月9日はミクの日なんだそうな。誕生日は8月31日だけどね。

 他所から対抗製品が出ないせいもあるのでしょうが、それにしてもキャラ人気が半年持続しているのは大したものです。単純に「楽器」としてだとあの「キャラ」は要らないはずなんですけれども、人気が出たのはキャラのせいですよね。

t.Komine / ウタトラ

 もっともキャラの商業展開の面から見れば、やっとアンソロジーコミックが1冊出たばかり。そして楽器としての面から見てもやっと曲に使ったゲームやCDが出はじめたばかりですし、まだこれからという所ですか。ネット界隈での勢いに幻惑されていますけれどもアマチュア制作のネット公開作品や同人を抜かすとまださほど展開されていないですね。もっとも最初は 仮歌を作成するソフト くらいの位置づけだったわけですからキャラや使用曲が商業展開している時点で期待以上の躍進なのでしょうが。

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 個人的には「初音ミク」なり「CVシリーズ」なりの特定メーカーの特定商品自体にはさほど興味はなくて「音源をキャラクタライズする」という手法の方により興味があります。キャラクターというものがストーリーや設定に縛られていた(あるいはまずそれがあって後の展開で初めて一人立ちした)のが、「声」という特性を得る事でアイドル、つまり純粋な偶像になれた。アイドルはどんな「役」でもこなせるのでストーリーメディア由来のキャラと違いその展開には制約が無い……。もっとも実際には声の質からくる制約はありますし、その声を正当化する最小限の設定もありますからそれに引きずられるわけですけれども。(そして二次創作に限れば逆に元設定の不足は短期間でキャラを見限って別の元ネタに走る要因にしかなりません)

ときめきメモリアル OnlyLove ベストアルバム ~link to you~ @TOWER.JP

 そして現状の VOCALOID だとどうしても「中の人」を必要としてしまうので、人格(というか芸名の商業イメージ)を守るための制約も出てしまいます。更なる別の展開が待たれるところ。(東芝あたりが『LaLaVoice2010』とか作ってこないかな。中の人の問題もあるけど、やはり歌うばかりでなく喋れ音声認識してそれをプログラムで制御できてこそキャラクターというものが生きると思う)

 それはさておき。「歌うコンピュータ」という古くて新しい技術に光が当たったのは、確かに初音ミクの功績。

 おめでとう、そしてありがとう初音ミク

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