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無いはずの記憶に戸惑うミクは……。
やっぱり 春の完成は 無理みたいだ
でも 桜が散る前に せめて 名前だけは付けてあげよう この子が春に始った証に
まだ だれも 聴いたことのない 初めての音
未来から来た者そう
この子の 名前は――
(p23)
「これはこれで、悪くなかったじゃないか」
何この「いい話」
今回やっと、シゴフミで初めて「死と向き合う話」でしたね。
世界初の RPG である D&D の生みの親ゲイリー・ガイギャックス氏が亡くなられたという事で話題になっていますね。まずはご冥福を。
彼が RPG を生み出した、と言ってしまうと過剰評価だとは思いますが彼の生み出した D&D、というよりその前身になる Chainmail が無ければロールプレイ(役割演義プレイ)とアドベンチャーゲーム(選択肢分岐型ストーリー)とウォーゲーム(戦闘シミュレーション競技)は分離したままだったかもしれません。そして RPG を彩る中世風ファンタジーのイメージも無かったかも。後に流行った TCG への影響なども含め現代の創作ゲームのイメージを形作った人の1人である事は確か。そしてコンピュータ化されたそれを介しての日本のマンガ、アニメ、小説への影響と。もはや日本文化の源流の一つと言っても過言ではないでしょう。
キラメキ先生、良くも悪くもお子様……。
父親の彼が悪いのは確かだけど、それより悪いのは娘を捨てた母親でしょうね。旦那の母親役をするのが嫌でも娘の母親まで放棄しては。そして父親と母親を兼ねるはめになったキラメキは……。
スペースオペラの定義だと、最近読んだ『サーバンツログ 英雄は泣かない』(庄司卓)の後書きでちょっと触れられていたのでライトノベル実作者の意見が知りたいなら読んでみるのもいいかも。でもあの定義だと著者の作品では『エイティエリート』くらいしかスペースオペラには入らない事になりそうだけど。
というわけでいよいよコミック版『数学ガール』連載開始。これはいい少女漫画ですね。