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マッシュアップで化ける作品というのは特に VOCALOID 関係では多いわけですけど、その中でもこれはなかなかに……。
元の作品はちょっとギャグの入った鏡像段階がテーマの作品で、鏡音リン・レンの公式での設定を素直に取り入れたものだったのですが。
それをナルシシズムをテーマとした切ない悲恋ものに読み替えてしまいました。見事。もっとも普通に曲だけ聴けばその方が正当な解釈ですから、原作に元から包含されていたものではあるのですが。
しかしこれはこのシリアス解釈版の方を先に観てから本家のギャグな二部作を見るのが順番としては正解でしょうね。
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