テーブルトークRPG と ライトノベル と
- TRPG についてメモ。いまさらな気もするけど、ライトノベルと関係が深いと言われる TRPGについて簡単に調べてみたり。今まで、さっぱり知らずに生きてきたわけなんよね。結局、「遊んでみないことには理解できない」という話はあるのかもしれないけど。
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……老害、自重(ry
いや、私も最初に読んだ時にこう、思わずむずむずっとしてしまったりはしたのですけどもトラックバックとかも受け付けてないし疑問形で書かれているわけでもないしと思って自重してしまったのですが、その後「のべるぶろぐ」さんで紹介されたので再び見てみたら……。「テーブルトーク」と呼ばれるような趣味の人だけあって皆さんアクティブで。
こうなったら私も便乗して、やはりここはライトノベルの始祖と呼ばれる事もある『クラッシャージョウ』原作のやつ [ツクダホビー 1983年](特徴的な対モブ戦闘ルールが印象的) とか、同様に現代伝奇アクションの走りでもある『幻魔大戦』原作のやつ [バンダイ 1983年](フロイ度のルールがキャラクターの行動をモラルで縛っているのが印象的) とかについて小一時間……って、老害、自重します。
まあ個々のアイテムは別として。ライトノベルとテーブルトークRPGの関わりというのは『月刊ドラゴンマガジン』とか『電撃アドベンチャーズ』とか継続して読んでいた人になら釈迦に説法というか自明というか基礎教養な事なわけだったですが。最近になっての2004年あたりから始まるライトノベル本ブームからライトノベルに注目したような「本読み」の層だとライトノベル雑誌なんてのは、はなから眼中に無いのでしょうし知らなくても仕方が無いのかな、とは思います。
実際のところテーブルトークRPGが盛況であった過去まで遡らずとも今現在ですら、テーブルトークRPGに馴染みが無い人がそれに興味をもって最初に読んでみるのに妥当なメディアは「ライトノベル雑誌」なのですけれどね。特にこの分野では大御所のホビージャパンが月刊ライトノベル誌『キャラの!』を出しそこに『D&Dリプレイ』を載せているような現在はテーブルトークRPGとライトノベルが最も近接している時代の一つでもあるわけですし。
歴史的な部分はさておき。「MMORPG以後」の現代におけるテーブルトークRPGの立ち位置というのはテーブルトークRPGの(他のRPGに対しての)唯一の特徴となった「ゲームマスター」という存在の負担を軽くして誰でもそれを出来るようにする方向性が(日本では)主流で、ライトノベル・レーベルから出されている文庫のルールはその「軽量化」の最先端。だからテーブルトークRPGの「今」を実感してみるのにライトノベル読者というのは最も近い位置に居るわけで。本気で体験してみる気があるならそこらへんからとっかかるのが正道で、また(狭く「小説」に囚われない)ライトノベルを体験するためにも必須の事でもあると思います。(本読みが「ライトノベル・レーベル」と思っているもののかなりの部分が実は「ライトノベル + テーブルトークRPG + そのリプレイ」のレーベルだったりするし出版側はそれに区別を付けていないわけで)
とりあえずライトノベル・レーベルでのテーブルトークRPGルールとしては『アルシャードガイアRPG』[ファミ通文庫 2006年] が、現在発売されている『風の聖痕RPG』[富士見ドラゴンブック 2007年] やこれから発売の『神曲奏界ポリフォニカ』[GA文庫 2008年予定] で使われる「スタンダードRPGシステム」の基本ともなっているので、入門兼ねて押さえてみるにはお勧めです。「テーブルトークRPGとは?」みたいな部分にしても、プロの手になるルールそのものこそが一番雄弁かつ的確に表現しているわけで。Wikipedia みたいな所での素人寄り合わせの記述(いやあのあたりのページって私もけっこう加筆してたりするので他人事ではないのだけど)に頼るのは危険ですし、知識の面から言ってもプロの手になるルールを実際に一つ手に入れてみるのがいいかと思います。
もっともテーブルトークRPGの入門で一番重要なのは「どれをプレイするか」ではなくて「失敗を許しあえるプレイ仲間」を集められるか、なのですが。そこさえクリアできるなら、そういう入門に向いたルールでなくて例えば、日本語で出版された最初の本格的テーブルトークRPGになる『トラベラー』[GDW 1977年/日本語版:ホビージャパン 1984年] のようなこなれていない素朴なルールであっても大丈夫、ではあります。(というか『トラベラー 基本ルール ボックス セット』にある『Book 0 : Introduction To Traveller 』は「テーブルトークRPGとは何か?」に対する最良のテキストの一つ、ではあるのですけれど)
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