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【初音みっくすとは!?】『初音ミク』を生み出したオリジナル絵師KEIによる、オムニバス形式の非公式漫画。
毎回全く違ったシチュエーションで、異なるミクのキャラクターを描いていくぞ!
というわけで『月刊 COMiC RUSH』1月号に初音ミク漫画。
……と、その前に、なんでこの雑誌に『ピース電器店』が?
『幽霊列車とこんぺい糖』富士ミスでの出版が2年ぶりというブランクがありながら、既に告知している新ペンネーム瑞智士記ではなく旧名の木ノ歌詠の名で出版されたので「今変えないでいつ変えるんだ?」と不思議に思ったのですが。つまり「もうすぐレーベルが無くなるから富士見ミステリー文庫で出ている内は旧名でいこう」という判断だったわけですね。納得。
ペーパーバックの単行本 Style-F の方も出版ペースが怪しくなってきましたし。(そして Style-F を外してひっそりと美少女ゲーム『ef - a fairy tale of the two.』(minori)のノベライズ出してたりするし)
何らかの再編が入るのは必須でしょうか。
ガンパレだけが残って『ななついろ★ドロップス Pure!!』からのゲームノベライズは電撃文庫に繰り入れてしまった電撃ゲーム文庫等と同じく現行シリーズが完結するまで続いて以上、ですかね。
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| X_入__ノ ミ そんなエサで俺様が…クマーー!!
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うーむ。大満足。
宇宙全体の運命を俎上に乗せつつも話は極めてパーソナルなスポコン・スペオペ見事に完結。
えーと、この話いつのまにやらシスコン兄貴の暴虐と、ブラコン妹の傲慢と、そんな話になってしまいました。
内蔵をきれいに抜き取られた死体が相次いで見つかり、殺人鬼の影に怯える街。記憶を失った少年・鴫沢巽は、美術室から現れた少女に突如、右腕を斬断される。洋館で目醒めた彼は知る――世界を反転させる力の存在を。そして少女は語る……「ルイス・キャロルはお好き?」(小学館::ガガガ文庫:刊行予定「2007年12月の刊行予定」 より)
今年の新人で個人的に一番の期待な一柳凪氏の新作が12月に早速登場。やったね。
これは「メイド支援」の方じゃなくて、デビュー作『みすてぃっく・あい』のあとがきで 馬的思考に基づいて馬車馬のごとく鋭意生産中
とあった方やつのですね。記憶喪失に世界の反転に美術室に少女に「ルイス・キャロル」と、『みすてぃっく・あい』と重なりそうなネタ満載なんですが設定に関連があったりするのでしょうか?
相関図ジェネレータでいろいろ作ってみたよ。
あとこれの他に『暴風ガールズファイト』と『キミキス pure rouge』については各記事に追加で入れておいたので暇と興味がありましたら見てやってください。
これはエンターブレインから発売のギャルゲー『キミキス』、が原作のTVアニメ『キミキス pure rouge』、を原作とした小説です。って、ああややこしい。
『渚のロブスター少女』『終わる世界、終わらない夏休み』のどちらも楽しめたあきさかあさひ氏の新作として期待して読んだのですが、充分に満足。1巻目という事で話は序盤なものの、多数の登場人物の交錯する想いがよく表わされていていい感じ。
ええと、『たこきっさ』?
「いや すごいのは それじゃなくて…」
(いいのか?
いいのか タコ魔族!?)(p34)
まさか本当に「タコのたこ焼き屋さん」をやるとは。
そんなわけで、ギャグもネタの凶悪さもさらにパワーアップしている魔界喫茶四コマギャグ漫画『ねこきっさ』の4巻目。
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私、何の設定もしてない……なのになぜ?
それに本文? 本文って本文? スパム対策で何で本文に禁止キーワード?どうやら、楽天さんが禁止キーワードを勝手に登録しているらしく、私の場合は、「このサイトはアダ○トサイトではありません」というのがひかっかったらしいです。
コメントやトラックバックに対してなら分かるけど、何で記事本文に?
まあ楽天ブログ自体がスパムなトラックバックを出すブログの巣窟になっているから、そういうのを追い出すためなんでしょうけれども、それにしても自分の所のブログの執筆者に対して言葉狩りはまずいだろうに。
おそらくこれには「原作ゲームが非18禁作品として移植している」という事情もあるのかもしれませんが、もしこれが続くならソフトハウス側としても選択肢が広がることになるのではないでしょうか。
現状だと、以下のようなパターンが考えられます。
現状でもノベライズ化権の争奪戦は厳しそうですが、今後は更に複雑になる・・・のかもしれません。
少なくとも
だけは無いかと。というかエロがあるからジュブナイルポルノという「ジャンル物」なので、そこから出たノベルにエロが無いと暴動が起こるよ。(笑)
そもそも、今回わざわざ「なごみ文庫」というライトノベルのレーベルを作ったのもそれを避けるためでしょうし。それよりはまだ逆の「ライトノベルレーベルからエロ有りでノベライズ」というのの方が有り得るでしょう。(とはいえBLゲームからはともかく今回のような美少女ゲームからではそうそう無さそうではありますけれど)
「次は誰だ? それともたった一人を相手に怯みを見せるか? 匪賊は匪賊。群がらなければタダのクズ。そういうことでよいのか?」
華蝶仮面の挑発に、用心棒たちは不適に笑う。
「この程度の相手に負けるとは……我ら八傑衆の面汚しめ」
「……ククク。ヤツなど我らの中でも一番の小物」
「次は誰が行く? 飛燕か? 雷公か? 浮雲か? 于毒か? まさか張白騎というわけにはいくまい。ククク……」
「たあああああああああぁぁぁっっ!!」
「「「「へ?」」」」(p25)
ハーヴェスト出版からのライトノベルの新レーベル「なごみ文庫」まったりと創刊との事で書店を回ってみたのですがどこにも無いし。やはりハーヴェストのエロ小説置いている所でないと扱ってないのか。エロとか関係ない文庫なのに。ライトノベル・サイト界隈でも無視されてたりエロノベルと同じ扱いになっていたりだし。不憫な子。
「ライトノベルはヘタレ少年が可愛い女の子達から理由も無くモテモテな話ばっかり」という偏見にぴったりと当てはまる『Novel JAPAN』『キャラの!』連載作『東京上空いらっしゃいませ』『日本上空いらっしゃいませ』が文庫になったよ!
まあヘタレなのにもモテるのにもちゃんと理由あっての事、なんだけどね。