アイドルマスター XENOGLOSSIA
最初の頃の、背景設定を保留にして見られる場面ではそれなりに良かった(というか期待できた)のですが。後のほうになって、主人公とまるで関わりのない所から出てきた状況設定に振り回されるのが不満。というかはっきり言ってそこらへんの設定話は丸々無駄だった気が。本来なら年端も行かぬ少女たちが関われる問題ではなかったわけで。設定のせいで話の軸がぶれてしまった感じ。
徹底してアイドルとアイドルマスターとの恋愛話にするか、『イリアの空、UFOの夏』や『新世紀エヴァンゲリオン』みたく世界と主人公との相克をテーマにするか、どちらかに振ってほしかった。ロボットバトル物としても半端だったし。
結局、今テレビアニメでこういう話を作るとこうならざるを得ない、という事なのかな。痛い部分は敵側のトゥリアビータや脇役のあずさ、千早、リファあたりに振って主人公の友人界隈は好き嫌いのレベルでのぬるい葛藤のみ。それも原因は周りの状況のせい。逃げ場がいっぱい。
まあ Nice yacht. しちゃうと地上波で放映できなくなるご時世ですから多数の利権のからむロボットアニメでそれは出来ない、という事なのでしょうけれども。
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