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『ライトノベルのレーベル存続期間』を調べたのはこっちをやりたかったからだったのですが、リスト作っただけで満足して忘れていました。
というわけで。ライトノベルのレーベルの寿命っていかほどか、調べてみました。
もろに幼女が斧で惨殺なのに Nice boat. にはならなかったようで、まずは良かった。
ほんと、わがままですね、あなたは。
その手で全てを掴めると思っている。
私の望みは1つ。もう、1つだけ!
千早さんの愛を、インベルに、刻む!!
先のエントリーでは「つかいものにならない」と書きましたが。それでもココログのリッチテキストエディタには無い安定性と機能が魅力なので、ココログの設定を「プレーンテキスト」モードに変えて試してみたらばいい感じ。
つかいものにならない……。
第6回富士見ヤングミステリー大賞〈大賞〉受賞作『Acacia! ~明るい未来と幸せな現在のために~』改め『僕たちのパラドクス -Acacia2279-』の、続編。前巻での「時空を超えた恋愛物」からは想像もつかない、「歴史批判」の領域にまで展開していてちょっとびっくりもの。まあ前巻にもその萌芽はあったですけれども――。
第6回電撃hp短編小説賞〈銀賞〉『チョコと花びら』からなし崩しに連作短編となったこのシリーズも2巻で完結。奇麗に終わりましたね。
記憶の意味と心の痛み、そしてそれを受け止める事。同時に完結の『レジンキャストミルク』がやり損ねた事を見事に取りまとめていて見事です。まあこれは作品がどうこうよりも著者の人生経験の差の問題だろうから同列に並べてどうこう言うのは酷だけれども。
スーパー伝奇口先兄弟喧嘩もついに完結。結果は里緒の思惑通りに全てが進み、成り行き主人公は終始踊らされて以上と。別にそのストーリー自体に不満はないのですが。(というかこの設定でこの作者だとここらへんが限界なんだろうし)
オープニングでの屋上野球はこの伏線だったのかぁッ!!
なんかこう、馬鹿と馬鹿が馬鹿な事やりあってるのを見るのは辛いですね。いや、関係する3勢力の事だけど。その中でもトゥリアビータが一番マシに見えるのはまあ、結局は部外者として描かれているからなんでしょうが。
で、それ以外の世界は空気と。今回の件でグランドロッジ側も部外者化しましたから、世界をどっちに転がすという目論みも持たず単にアイドルに執着するだけのアイドルマスター課の面々がキャスティングボードを握ってしまったわけで。あーあ。
しかし、グランドロッジも単にアイドルを5体集めないのが目的なら、こんな事せずとも無力化しているテンペスタースをどこかの僻地に持っていってウルトゥリウスなり何なりで破壊すればいいだけだし。(5体集めてから破壊しなくてはいけないわけではないようだし)
またアイドルマスター課の方にしても「一切合財を世間にばらす」とか考えもしない(てっきりやよいがマスコミ=世間代表の役割なのかと思っていたんだけど)のは何故なのやら。素人集団を銃持った連中に当てるなんてのは(素手の相手にいきなり銃を撃ったりはしないだろうという目論みがあったとしても)無責任にも程があるし、そもそも施設を奪還できたとしてもこれでは不法占拠にしかならないので予算の裏づけもなく立ち枯れるだけだし……。
結局は、カラスのはったりに腰砕けになった朔がジョセフに責任を押し付けて逃げた(いつもの事だけど)せいで問題にはならなかったわけですが。
今回での意味のある進展は、落ち込むのに飽きた春香が前向きになった、というのだけかも。話が全然深くならず設定開示と現状説明に終始するのはそろそろ飽きたので、次こそはちゃんと修羅場ってほしいな。
これくらいの作品だとわざわざ感想書いたりしないのが常なのですが、ライトノベルジャンル論が気になるので対照としてアメリカでのそれをさらっておこうかと。と、前置きして。
ただ今開催中の世界SF大会 Nippon2007 にてゲスト・オブ・オナーとして招待されているデイヴィッド・ブリンの新作ヤングアダルト・ノヴェラ『スカイ・ホライズン』が S-Fマガジン2007年10月号 に丸ごと収録されています。Colony High シリーズの第一作
とあるのでシリーズ物の1巻なわけですがこれだけで一応切りも付いています。