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先の texteditor.pyw に Undo(元に戻す)を付けたよ。
Tkinter というより Tk の機能なので探すのにちょっと面倒でした。なので Tkinter での使い方を以下にメモっておきます。
t.config(undo=True)
するt.edit_undo()
で Undot.edit_redo()
で Undo の取り消しt.edit_reset()
で Undo バッファのクリア第1回小学館ライトノベル大賞〈ガガガ賞〉受賞作。
要するにトゥルーマン・ショーなわけだけれども、それ自体は早い段階で暗示されます。そしてその状況で主人公とヒロインがどう現実(つまりショーマンシップ)と折り合いを付けて行くかの方が話のテーマ。
強烈な性格付けがされているにもかかわらず話の主題にとっては空気に近い脇役達や、単に白けさせているだけの外部(視聴者)視点とか問題は多々ありますが、ストレートな恋愛物として筋の通った良作。ここらへん先のリヴァースキスとはちょうど対称的。あちらは脇役のキャラ達は立っているのにそこに踏み込めておらず、肝心の恋愛についてはさわりを撫でるのみ。今は亡き母親の視点が有効に生きていたのにそれをテーマに繋げるまで展開できずに……ってリヴァースキスはともかく。
学園カゲキ! については、あえて言えばそのトゥルーマン・ショーな部分が結果として蛇足だった、とは言えるかも。というかその虚と実の部分に関しては踏み込みが全然足りなかったわけで……。
次はこれのシリーズ化より全くの新作を期待します。
コメディーからラブコメに一歩入った所で終わってしまい、残念なところ。
短編版の載った電撃hp Vol.46 は読んでいないので分からないのですが、これは第7回電撃hp短編小説賞〈大賞〉受賞作の同名短編を引き伸ばして長編にしたもの、という事でしょうか。ワン・アイデアものの短編としてならこじんまりとしたいいアイデアなんでしょうが、それがそのまま長編として展開されるとキャラへの踏み込みの浅さと結末の中途半端さが目に付いてしまいます。
この話、朴念仁な主人公が恋愛感情を理解するまでやって初めて本番だと思うのですが、それ以前、どころか相手の恋愛感情を認識しただけで終わってしまっていますし。本作の話のを3章程度に縮めて収めて、1冊で二人の結末まで書いたならけっこう良作になれたかもしれませんが……もったいないです。
Python で作るテキストエディタのサンプル。
UTF-8 専用。Undo(元に戻す)の機能もない実用性皆無の代物だけど、とりあえず。
海野十三目当てで読んだので、著者が既読の試作品少女やペンデルトーンズの人だとは、読み終わってこれ書くために調べてみるまで気付かなかった。下世話なロマンチシズムをヒロイン(へ)の執着に託した奇想への浸り込み。この著者ならこの内容にも納得。
という二・二六事件やらの頃の昭和初期作品をベースにして、果しなき流れの果に(小松左京)を思わせる外枠を与え作り直されたリメイク品。素材は借り物ですがそれがゆずはらとしゆき自身の問題意識でまとめ直されているため、ちゃんとゆずはらとしゆき作品になっています。というかゆずはらとしゆきオリジナル作品より密度が高い分より良質のゆずはらとしゆき作品になっているような。素材の選択の段階から著者に任されているが故ですね。
まだSF等の変格小説のアイデアが目新しかった頃の作品を新人作家にリメイクさせるというこういう試みは、新人が最初から 「学園を日常の象徴として、そこに異世界のファンタジーな要素を足していくといいよ」
(あとがき p249) 的な萎縮に陥りがちな現状に対して相対化した視点を持たせるという作者サイドのためにも、そして現代的エンターテイメントのルーツに触れる機会を作るという読者サイドのためにも、有意義な試みだと思います。次の「跳訳」にも期待です。
……つーか、ぜひいっぺん中村九郎にやらせてください。お願いだから。
ライトノベル出版からの撤退は(近年のその低調ぶりから)予測の範囲、というか時間の問題だと思っていましたが、会社自体が危なかったのか。ソノラマ文庫という歴史のあるレーベルのネームバリューを生かせていなかったあたりで会社自体の寿命も尽きていたのでしょうね。相対する少女向け文庫のコバルトあたりは不安無く毎月刊行されていますし、レーベルの歴史の長さ自体とは関係ない話ではありますが。
2007年06月21日20時12分
出版社の朝日ソノラマ(資本金2億円、飯田隆社長)は21日、9月末で会社を解散し、業務は同社の株式を100%保有する朝日新聞社が引き継ぐ、と発表 した。9月の臨時株主総会で正式に決める。債務超過が続いているうえ、社員の高齢化が進み、経営再建は難しいと判断した。朝日新聞社は、希望する社員の職 場も確保する。
59年に設立され、ソノシートと雑誌を合わせた「月刊朝日ソノラマ」を発刊。現在はコミックを核に、ノベルスや一般書などを出している。
10月以降は朝日新聞社から書籍、コミックの単行本などを刊行する。隔月刊コミック4誌のうち「ほんとにあった怖い話」「ネムキ」「ネムキ増刊 夢幻館」も発行を続けるが、「ほんとにあった笑っちゃう話」は9月発売号までで休刊する。
朝日新聞社の篠崎充・出版本部長補佐は「優良なコンテンツを引き継ぎ、発展させていきたい。コミックは、これまでの朝日新聞にはなかったもので魅力を感じる」と話している。
asahi.com:朝日ソノラマ、9月末で解散 債務超過続く - ビジネス
マンガ誌も刊行を続けるみたいだし、親会社の朝日新聞社に吸収という事らしいですね。
朝日新聞社は21日、全額出資子会社の出版社、朝日ソノラマ(本社・東京、飯田隆社長)を9月末で解散すると発表した。20年にわたり債務超過が続き、累積債務が約16億円に上ったことから、自力再建は不可能と判断した。
同社の債務と出版物は朝日新聞社が引き継ぐ。朝日ソノラマは昭和34年創業。日本で初めてソノシート付き雑誌を発行したほか、「鉄腕アトム」などテレビア ニメ主題歌のソノシートを組み合わせたコミックが人気を呼んだ。近年は若者向けのソノラマ文庫や女性向けコミックが主力になっていた。
(2007/06/21 19:22)
朝日ソノラマ解散へ 20年にわたり債務超過|文化|カルチャー|Sankei WEB
20年に渡り赤字続きという事は、ライトノベルがどうこう騒がれ出した頃には既に赤字出版社だったわけか。まあしょうがないですね。
ソノラマ文庫もブランドとしては残る――どころか、強力なバックを持って刷新され、ライトノベルの台風の目となるかもしれませんし。今後に注目です。
エピちゃん強っ! つーか、生身でエピちゃんの肩に乗り戦うリファはもっと強っ!! 溶岩流くらいでは死にそうも無いですね。ただの改造人間のはずなのに物理を超越して強いのはアイドルのコアの欠片でも埋め込まれているからなのでしょうか。
今回見つかったヒエムスが5体目のアイドルのコアという事らしいですが、所在が分からなかったのになぜアイドルが全部で5体と分かっていたのやら。月に眠っていた5体のアイドルを起動しようとしたのがロストアルテミスの原因、という話だったりして。
で、裏切者はどうも雪歩だったみたい。
真は結局の所あずさに認められたいだけでしょうからモンデンキントからトゥリアビータに乗り換える意味が無いです。けれどトゥリアビータの技術で改造人間になればこっちでアイドルを動かせない雪歩もアイドルマスターになれるわけですから、居場所が欲しいだけの雪歩なら寝返ってあっちの量産型アイドルの量産型マスターになろう、と考えるかもしれません。
前回のあれは別に 話の組み立てがおかし
かったわけではなくてその通りだったのかも。不協和音
とは真の事で、【雑音】
とは雪歩の事だったか。オープニングでの ちょっと手当てが必要ね
の部分で春香と背中合わせに俯き気味で立つ雪歩の背景のインベル(?)の目が怪しい感じになってますし。雪歩は最初から黒化要員だったのですね。
しかし、素で大気圏外まで機動できるアイドルに対して、寒冷地仕様というのは何なのだろう。霜取り機とか、なのか?
うわぁーお! 電撃!!イージス5のファンアートなんて初めて見たよ!! ていうか涼宮ハルヒの~以外の谷川流作品のファンアートなんて初めて見たよ。(CG定点観測で検索しても絵師さん当人のやつしか出てこないし)
これは良いツンデレですね。李里かわいいよ李里。
谷川流を語るに色々な着眼点があると思うのですが、メタフィクションだの装置だのの表層構造を語っても今世紀となっては語るまでもない事ですし、ミステリーとしてははっきり失敗してばかりだし、SFについては「手垢の付いた」という形容が付く代物だしで、無知なアニメオタクを煙に巻くアイテムとしては別として、マーケットではなく作品を語るには役不足な要素ばかり。やはり谷川流を語るなら、妹。そして猫。さらに言えば、失敗している幼馴染。その影から現れる告知者。これでしょう。
イージス5 はデビュー作だけあってこれらの要素が綺麗に揃っていますね。
李里はもちろん主人公逆瀬川秀明の実妹なわけですが、実はイージス5(いや作中でこういうチーム名が出ているわけではないですが便宜上)の面子は皆、秀明の祖父の家に生活込みでやっかいになっているという点、そして任務において彼の指示を乞うという点で秀明の妹の位置に居る事になります。重要なのは、彼は父でも上司でもなくあくまで兄だという所。父や上司の立場は不在の祖父逆瀬川博士のもので、彼はなりゆきで不安定な保護者の地位を押し付けられているだけ。妹キャラはそのキャラそのものというより主人公の、兄(並列の関係ながら責任と面倒を押し付けられる)としての特性を明確にするための存在になります。ですので往々にしてその機能が2人(かそれ以上)のキャラに分けられるわけで。涼宮ハルヒの~におけるキョン妹と涼宮ハルヒ、学校を出よう! 1 における高崎佳由季に対する生者と死者の双子の妹。絶望系における杵築に対する烏衣ミワと死神もこのバリエーションですが、ここでは最後に告知者に転化して建御の方に責任を押し付けるという凝った構成でセルフパロディーをからめ作品テーマに繋げています。実と虚の妹。最新シリーズのボクのセカイをまもるヒトにおいては兄妹と限らずに、実生活を弟である主人公朝凪巽に頼る物語の影のフィクサーな姉の朝凪津波と5メートル以上離れると半径30キロメートルを道連れに自爆するロボット妹猫子の、それぞれ告知者と猫の役割を兼ねる洗練された形態に到っています。
怪異が日常を侵食する象徴。イージス5 においては作中での一切合財の騒ぎの原因であり結果であり拠点でありつまり象徴である逆瀬川博士の家が猫屋敷と化しています。涼宮ハルヒの~においても喋ったり宇宙的生命体に憑かれたり。そしてボクのセカイをまもるヒトではロボット妹。単なる怪異でなくその愛すべき存在感により怪異を日常化してしまう、それが猫。そして唯一猫の存在しない絶望系では、怪異はそのまま絶望に。
失敗している、の意味は二通り。まず作中で読者が感情移入すべきキャラ立てに失敗。そして幼馴染ヒロインとして主人公の攻略に失敗。ここで幼馴染と言うのは広い意味で、ギャルゲー界における用語での「再会型幼馴染」や、「近親相姦に踏み込まない姉妹」も含みます。つまり谷川流における主人公は怪異と共に出合ったヒロインに惹かれ、過去の女とは恋愛成就しない、というパターンが確定してしまっていて、それが一般的なラブコメパターンつまり三角関係を機能させ難い原因になっています。また同様のロジックで「馴染みの同級生」も恋愛対象から外れてしまい、ボクのセカイをまもるヒトにおける森村千夏のように邪推からめて外部視点を出すだけだったり、涼宮ハルヒの憂鬱における朝倉涼子のように……。
作中で何らかの勢力や思想の代弁者として語る者。涼宮ハルヒの~における宇宙人、未来人、超能力者とか、ボクのセカイをまもるヒトにおける《妖精》、《剣精》、《魔術師》とか、絶望系における天使、悪魔、死神、とかの固有名以外の抽象名が付随する場合が多いです。イージス5 におけるガニメーデスのように主人公の傍らで解説しまくりの場合と、逆瀬川博士や黒○○のように重要な場面に唐突に登場して解説する場合とがあります。谷川流作品の「味」を形作っている重要な存在ですが、設定や状況を体現はしても作品テーマそのものとは深く関わらない場合が多いです。有り体に言って、煙幕。
涼宮ハルヒの~以外の谷川流作品も流行ってほしいですね。特にこのイージス5 はハルヒの下のドジョウを狙うにはいいアイテムだと思うんだけど……主人公とヒロイン群の年齢差が問題かな。でも李里を早めに出して秀明を高校生にしたりすればかなりいけると思うけどね。
これであとは、一寸分かりずらい描写を補正して補強すれば普通の小説並みになるよ! ……それやると厚みが倍になるとは思うけど。(笑)
今までの作品と違い話をシンプルにして、主人公対ヒロイン関係に重点を置いたせいでか、とても読みやすくなりましたね。(あくまで中村九郎にしては、ですが)
あと、今作は中村九郎作品で初めてイラストがぴっしりと決まってる感が。あくまで作品との相性の問題で、今までのイラストそのものが悪いわけではないですけれど。
遂にバックアップに脱落の真。アイドルマスターに復帰して舞い上がり中の伊織はともかくとして、真が居る前で脱落した彼女に何の配慮も無く伊織を祝いまくりの春香が……配置を言い渡したあずさの痛々しそうな視線とは対照的。春香の事を初めて嫌なヤツと思いました。これが噂の黒春香か。
そして、デコ光らせ勢いこんで出かけた初任務で謎の陰謀によりドロップもろとも MIRV で撃墜される羽目になった伊織。遂に殉職者か! と思ったらば搭乗者は無傷。とはいえ今回はたまたま幸運だっただけで、6話みたくアイドル搭乗者に死の危険が及ぶ可能性はあったはずですが。
もっともアイドルにまで被害が及んだのは失敗を認めがたい伊織があずさの指令を無視してあがいたせいで、普通に指令どおりドロップを破棄していればドロップを喪失するだけだった、とも見えます。もちろんネーブラ自体の操作が不能になっていたのならば、陰謀はネーブラの破損と、あわよくば伊織の抹殺を意図していた事になります。
思わせぶりな演出からは犯人が特定しずらいですが。
といったあたりが候補ですか。
「1」のトゥリアビータについては今回ちらとも登場していないので外していいでしょう。
「2」の真については、あれだけコンデションの維持に気を使っていたネーブラにまで危害を及ぼすのが不自然。シャワーに紛らして泣いていたのも意図せぬ危機にネーブラが「奇跡」を起こしてくれなかった事で無意識の期待を裏切られたせい、と見るべきでしょうし。あずさがパスワードの話を真に話していた所から、少なくとも責任者のあずさは真を疑っていない(少なくとも過去、信頼していた)事も分かります。
「3」のあずさについては、ドロップ破棄に追い込んで任務を失敗させ伊織をバックアップに落とす程度を期待していたのが、伊織の悪あがきのせいでああなった、と解釈すればありそうですが……。責任者としてのあずさの地位を考えると陰謀に任務の成否をかけるだけの価値は無さそう。変な陰謀を企むより亜美の意見を却下するべく運動する方が問題ないですし。
つまり消去法で「4」の雪歩ですね。夜遅くまでがんばる伊織に間違った文献を渡しミスを起こさせ意地悪をする程度のつもりが、意図せぬ大事故になってしまい……といった所。毎度入っていた寝起きの伊織イジメが今回入っていないのが伏線だったのか!
……ってまあ、普通に「真が犯人」という話なのだろうなぁ。話の組み立てがおかしいだけで。
副題にもあるように神話的構造を強く意識した作品なのだけれども、恐らくは作者の資質がそういう、設定やらストーリーやらキャラクター性やらを重視するものとは相性が悪いのではないかと思えてしまいます。
キャラクターが触れ合う部分は鮮烈で、個々のキャラクターを駆動する情動の切実さは(舌足らずな表現にもかかわらず)強く切ないものなのに。
ライトノベル的粉飾が突っ込み所を増やしスピード感を削ってしまっているのがもったいない。かといって(商業的要求を抜かしたとしても)そういった補剤抜きにして作品を構築できるのかというと心もとない作者だし。
ライトノベルのレーベルのままでいいから一切の伝奇要素を排除した作品を書いてみるか、あるいはハヤカワ文庫JAあたりでライトノベルに囚われない作品を書いてみるかしたのを読んでみたいです。
『アイドルマスター』でアイドル話、って当たり前のようで当たり前でない。売れないどさ回り着ぐるみアイドルのやよいと、遂にアイドルマスターから着ぐるみアイドルにまで転落した伊織(妄想の中の売れっ子アイドルっぷりが泣かせる)、そして彼女らをよそに影のある大人の雰囲気が魅力の売れっ子アイドルな亜美(!)。中の人はどう思ったか考えるだけで笑えます。
で、いじられデコ娘と化した伊織や、その伊織を寝起きにいじり壊すのをアイドルマスター脱落後の新たな生きがいと定めた雪歩はともかくとして。すっかり空気と化してしまった真なんですが、次回は彼女と亜美の過去の確執が主題になりそう。確執だけなら得意そうなイジケ虫ですから存分な活躍が期待できそうですね。
なるようにしかならない主人公、海棠ケイと梔ナオの少女2人よりも解説役の刑事2人、中谷健太郎と元川宏幸の方が主役になってしまっていますね。ついでに真の主体たりえているのは謎刑事中島紫炳と学校放送局局長尾山のみだし。そこらへんの外野が話を食ってしまっている。主人公少女2人の視点で徹底した方が良かったかも。
中盤まではわりと良く出来ているのですが、終盤、2度目の学校突入以降の突入シーンのマンガっぷりや警察側狙撃手の法解釈を盾に不要な殺人を主張するドキュソっぷり等の最終対決相手の陳腐さが萎えさせてくれます。そして解説役刑事2人がすぐ階上に居るそのドキュソ狙撃手ではなく別棟に居る突入隊の方を阻止しに行くあたりでかなり白けてしまいました。
また、甘い「バニラ」に浸らせる話ではないのでしょうし、所詮は傷の舐めあいでしかない関係を肯定的に描くつもりもないのでしょうけれども、それにしたとしても最終段の「4」は蛇足だった感も。
というわけで、ねこきっさ。
- Q3
- クゥたちが来る前は
ねこがいなかったのに
何で「ねこきっさ」なの?ねこきっさ あとがき劇場 p116
そ、そうか、被ってた……
☆この漫画はフィクションです
架空の人物・団体・事件などにも
いっさい関係ありません。
「ねこきっさ」の名前の謎がこれから解けるといいなぁ。(棒読み)
それはともかく。ミルク(24歳、猫)って弄られキャラ通り越して不幸キャラだったのですね。
ねこー、ねこー。
魔界でも普通の猫はいっぱい居るんですね。
……クリム(ワーウルフ)見ても逃げ出さないところを見ると、クリムも見境なくそこらで野良猫を狩猟しているわけではないようだ。
そして食物連鎖の更なる下層として(違)蛸娘登場。なんか ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるふ る りえー うが=なぐる ふたぐん な感じがしなくも無いでもない。さすが魔界だ。しかしこういう世界観だと「タコのタコヤキ屋」とかも普通に居そう。
巻頭カラー項でのマヤ(竜)と源十朗(鬼)の若き(?)日の馴れ初めがっ!! しかし源十朗いきなりそんな事っ!!!
で、3巻目にしてやっと主人公クゥ(猫娘)も正規バイトかぁ。そして同期のミルク(ただの猫)もやっと正規バイト……になれずに猫又にっ!! 小説版を読んでいた時には本来の猫姿のミルクのイラストより猫又姿のミルクのイラストの方が目立っていたせいかこちらの妖艶姉さんモードの方の姿をイメージして読んでいたので最初、ミルクの弄られキャラっぷりに違和感があったのですが。原作漫画版だとあのテンプレでなおざりなぬこ絵姿のせいで違和感なしなのですね。いや猫又姉さんモードでも扱いは(クリム以外は)変わってないわけですけど。
4巻はまだっスか?