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2007年5月14日

二四〇九階の彼女:西村 悠

二四〇九階の彼女
二四〇九階の彼女 2

幸福は義務です

というわけで、偉大なるコンピュータ様であるアントロポシュカにより幸福に管理されている塔状階層世界から市民の資格を捨て抜け出そうとするサドリと、カエルのコンビが塔の外の彼女に会いに行く話。各層を管理するアントロポシュカ達は皆 狂っている ので、自身の 幸福 の概念を脅かす主人公たちを事あるごとに ZapZap しようとします。

銀河鉄道999とかキノの旅みたいなノリで各世界を巡っていくロードムービー的な寓話。この手の話ってだらだらと長くなりがちですが、これは2巻できっちりとまとまっているのが良。

1巻目は皮肉な感じの話が多く、明かされた塔の絶望的な未来ともあいまって暗い感じでしたが、2巻では主要登場人物の今を選んだ過去の決断に話の焦点が移り、また個別エピソードも未来に希望を持つオチが多くなり、そしてあのエンディングが……。

先のレギオンは語りすぎて野暮になってしまっていましたが、これはあまり語らず落とす様が美しいです。

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