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すがや みつる構成/横山 えいじ作画: マンガでわかる小説入門「
巨乳眼鏡っ子美少女メイド戦士」なんて(仮想戦記で言えば「改装戦艦空母
大和 から発進する超
零戦 を駆るタイムスリップして来た
織田信長」くらいベタな)代物を評価するエンタメ系編集者って……もっともそれを「
ツンデレお姉様にいじられる
ロリショタ主人公」なんて現代的なものに直した所でどのみち速攻で古びるから同じ事か。
本書で問題視されている視点の問題って最近のライトノベル新人賞作品では軒並み無視されてますね。つまり編集部は問題視、どころか出版前にリテークすら出さない程度の問題。実際そんなのは読んでいるうちに慣れるし、キャラの/キャラへの切実感(つまり
萌え)に比べれば大して重要ではない要素だし。キャラの感情や思考を直接提示する事の方が(所詮は文体の問題でしかない)視点の統一より重要なのかも。
再販制度滅ぶべし。つーか紙の本にはビール並みの税率の環境税をかけて
デジタルブックや
キネティックノベルへの移行を促すべき。早く絶版の無い世界にしようよ。しかしこの文学系編集者って絶版破棄される本に合掌するためだけに出て来たのですかね?
2005年11月13日 (★★)
Wikipedia, はてな
構成:すがやみつる HP 『すがやみつるホームページ』 (紹介, blog)
作画:横山えいじ HP 『SCRAMBLED PLANETS』 (紹介)
出版:ダイヤモンド社 (紹介)