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2005年7月31日

D.C. ~ダ・カーポ~ #21:さくらの決意

すっぽん鍋 → 鍋焼きうどん

補注:すっぽんは逃げ足が速い

本編

散ってなお咲き誇れように歩いて行く

そう永遠に君のこと心にそっと抱いて

(エンディングソング『存在』より)

サイドストーリーが消えて新エンディングソングが。さくらの歌ですね。

この3話ほどの、実質的に主人公がさくらになってからの展開、良い作品になったなぁ。サイドバーの「読んだもの」に載せるなら ★★★★ くらいの評価になりそう。さくら良い子だ。(まあそれが問題なわけですが)

音無&さくら以外のヒロイン達も(脇役として)うまい使い方をされてますし。特に頼子さん。(除く鍋姉妹)

さくらにとっての憧れを体現した立場で純一と一緒に生活している音無。その隣の亡き祖母の家さくらは1人きり生きている。憧れそのものを否定できないさくらと、そのさくらの存在(を足蹴にしている事)を意識下に押し込めざるをえない音無成長拒否失神

呪縛に変わってしまった祝福。(PC版)『Wind』や『こんねこ』といった類例よりも等身大に近い部分でそれを描けている。(まあ『Wind』や『こんねこ』はある種の皮肉を込めた大人向けストーリーなのでストレートな「少女マンガ」風の『D.C.』とは直接比べられないですが)

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