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2005年6月 4日

密漁と中国四千年と首狩り族

対馬沖海戦(違)ですが、なんか最悪から二番目くらいに悪い決着。まあ韓国だからなぁ。日本だからなぁ。

事件の本質は「密漁常習犯が日本の海上保安庁に公務執行妨害を食らわせて韓国の領海まで遁走しようとした」というあそこらへんの海の事情を知っている人から見れば「またか」の一言で終わってしまう話なわけですが、ただ一つ違ったのはその逃げた先に韓国海警が居た事。

本来ならば両国の警察同士が協力しあって、捜査裁判の権利がある日本側に犯人を引き渡すのが道理なわけですが……

 蔚山海警は3日、「事態の初期、蔚山海警警備艇の速やかな対応により、韓国漁民と船を守ることができた。また、韓日間の長期間にわたる海上対置の状況の中、国の自尊心を守った功労を認め海洋警察庁長が表彰者選定を指示した」と明らかにした。

【韓日の海上対峙】蔚山海警30人を表彰へ(朝鮮日報) より

在日米軍ですらやれる事を出来ない韓国。それをまともに批判出来ない日本。まあ日本の腰抜けぶりについては被害を増やし国民の福祉を損ないこそすれ大問題にはならない(民を大事にしないのはいつの時代でも日本の政権の特徴)ですが、未だに徴兵制な国粋主義韓国の方の暴走っぷりは満州事変以降の大日本帝国みたい。結局はわが身に降りかかる事なのに。日本はその点だけについてはちゃんと「歴史から学んだ」――結果が「英米追従」という負け犬根性であれ――のですが、韓国の国民は自分たちがあれだけ批判している大日本帝国そのものになろうとしている。(さながら満州国に相当するのが北朝鮮?)

これに比べると共産中国は立派ですね。ちゃんと国益に沿う形で世論を統制している。政府の手綱一つでデモも暴動も自由にコントロール出来る事を最近の事件で見せ付けていますからね。(絶対に住みたく無い国だけど)

歴史群像』(学研) 2005年6月号の記事『中台紛争史』で中国人のその「敵対的協力関係」の見事さが良く描かれているのでお勧め。流石は中国四千年の歴史、ウリナラ半万年とは格が違います。イギリスも日本もアメリカもロシアも手玉に取られるわけです。ていうかそこらへんの「新興国」って結局、小手先技術が異様な勢いで進歩する特殊な時代に「辺境の利」で伸し上がっただけのバブル成り上がりでしかないですから、これからの時代は真の人類の中心地である中華、印度あたりが勃興(というか復活)しそう。さらに南アメリカ(ブラジル)や東南アジア(インドネシア)、そして真の新大陸オーストラリアあたりの伸し上がりも確実ですし。(アフリカや中東あたりはまだ虐められ続けそうですが)

日本なんて元々大した国でもないのに小手先と追従で生き延びた、亡命者達の植民地である南の島首狩り族の寄せ集め。思い上がらず細々と生き延びられればそれでいいんじゃないかな。常任理事国になって国連を牛耳るだのといったしんどい事ではなく、災害救援みたいな部分に傾注して目立つ国際貢献を誇示して行く方が小手先民族の性に合いそうですし。つーか島で評判が良ければ大陸はどうでもいいんでない?

まあ単一民族幻想にどっぷり漬かった韓国&北朝鮮あたりはプライドが邪魔してあのまま暴走するしかないかもしれませんが。でも住人そのものは熱しやすくても楽天的なラテン系(?)だから国がどうあれ生きては行けるでしょうか。

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