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2005年6月の24件の記事

2005年6月30日

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2005年6月26日

電子兵器奪取 覇者の戦塵1943:谷 甲州

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  • 谷 甲州: 電子兵器奪取 覇者の戦塵1943
    谷 甲州: 電子兵器奪取 覇者の戦塵1943
    やはりこの作者は技術的な部分が焦点になる話が上手いなぁ。極限して言えば銀河の 偵察員席の風防の機構の話だったりするわけですが、それがクリティカルな設計の銀河の利点と欠点の話から航空戦の様相自体を変えてしまう米軍の近接信管の 正体へ……その技術の最先端に触れた技術屋個人の体験から話全体へと繋がって行く。地味で緻密な考察の描き出す世界の説得力が見事です。 2005年5月27日 (★★★)

谷甲州黙認FC 青年人外協力隊

出版:中央公論新社 C★NOVELS 紹介

【水兵さん】に背景色の指定が無い(6月27日:直ったようだ)

海軍ネタに合わせてこの blog のデザインを【水兵さん】にしたのですが……このデザイン、(文字色はしっかり指定されているのに)背景色の指定がされていないような。

まあ普通の人は Web ブラウザのデフォルト背景色は白に近い色に指定している(ちなみに私はクリーム色)でしょうからそれで読めなくなるという事は無いでしょうけれども、みっともなくはあります。つーか、こんな初歩的なミス、作者はともかくココログの運営の方ではチェックしないのかな?

加えて、

  • 3列2列左 では表示されるサイドバー下の船の画像2列右 では表示されない。(2列右 でもスタイルシートを OFF にすると何故か出現するので存在しないわけではないようですが)

  • その船の画像の中が中途半端な形の透明色でくり抜かれている。

    (背景色を黒に指定して表示したもの)

なんて問題もあります。

『100%ORENGE』によるリッチテンプレートって季節ネタを取り入れてくれるので積極的に使いたい所なのですが、こういう基本的な所がなっていないと使うのに不安になってしまいます。(たまたま見つけた不具合でもこれだけ出ているのですから……)


6月27日追記:
修正されたもよう。 背景色も船の画像もまともになりました。@nifty 離れした素早い対応に感謝です。

2005年6月25日

平成愚連艦隊 2 歴史を我が手に!:羅門 祐人

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  • 羅門 祐人: 平成愚連艦隊 2 歴史を我が手に!
    羅門 祐人: 平成愚連艦隊 2 歴史を我が手に!
    前半の神北恵太鎌北健太参謀長活躍の「真珠湾奇襲を阻止する作戦」だけでもSF仮想戦記として充分楽しめるものですが。後半での “インカ帝国興隆記” たる「第四章 感動の果てに」が……いかにも勿体ない。中岡潤一郎高岡慎太郎氏を主人公にして丸々一冊、いや一シリーズとして書き直さないかな。 2005年5月22日 (★★★)

イラスト:渡辺文也 HP 『das GALLERY』

出版:コスミック出版

2005年6月23日

北の豹、南の鷹 グイン・サーガ101:栗本 薫

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  • 栗本 薫: 北の豹、南の鷹 グイン・サーガ101
    栗本 薫: 北の豹、南の鷹 グイン・サーガ101
    プログラマブルな(?)グイン君。スカールの賞賛も(それを知る読者から見ると)痛々しいばかり。マリウスも本領発揮しはじめたしイシュトのハッスルぶりも楽しいしグラちー爺さんは間抜けていて笑えるし。
    偉大なるサブキャラのアルド=ナリスと星船にケリを付けキャラクター達の内省の時が来て、やっと話が始まった感が……って101巻にしてやっとかい。(笑) 2005年5月15日 (★★★)

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D.C. ~ダ・カーポ~ #04~#06

FLET'S の。

第4話:桜の下のカナリア

焼きそば

第5話:メイドですから…

湯どうふ

第6話:海へゆきましょう!

海草鍋


4話、5話と「……で?」としか言いようの無い話が続き。6話でやっと

朝倉音夢諸星ラム

の文言が出てかろうじて面目を保ちましたが。でもギャグは薄いしドラマは無いしキャラが強烈なわけでもなし。1キャラにつき十数時間をヒロインとの日常に費やしても無問題なADVと全26話あるとは言え所詮は30分自動進行でしかないアニメとは話自体を変える必要があると思うのだけれども……今の所は「典型的な恋愛ゲーム」から無造作にネタを引用して来ただけの代物に見えます。「物語」としての醍醐味は無し。

(少なくともPCの)恋愛ADVにおいては「話」というのは必要無いのですよね。「原因→結果」の脈絡をプレイヤーが(擬似的にでも)操作できれば作品として成立する。全てのコンピュータ・ゲームは本質的に「シミュレーションゲーム」なのでそのロジックが成立していればOK。でもアニメというのは所詮「語られるもの」。攻略見ながらでのADVのプレイのつまらなさ、という問題。

まあ現在のテレビアニメというのはマルチメディア展開での「共通了解項」を提示出来れば義務は果たしているのでしょうし、その点から言えば「物語」としてのダイナミズムを犠牲にしても各ヒロインを等分に「紹介」しているこのアニメは必要充分なのかもしれませんけれども。

2005年6月19日

覇 信長記 8 燃ゆる信長:羅門 祐人, 中岡 潤一郎

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  • 羅門 祐人, 中岡 潤一郎: 覇信長記 8 燃ゆる信長
    羅門 祐人, 中岡 潤一郎: 覇信長記 8 燃ゆる信長
    遂に……。「信長が生き延びて海外進出したら」という美味しい設定のシリーズなのですが、太平洋戦争時代の仮想戦記も多数出している著者達という事もあり前倒しされた理想の帝国主義の姿を(スペインやイギリスのそれも交え)描く物になって来ています。「白人の責務」が「日本人の責務」に変わるだけで本質は同じなわけですが、史実と違い東アジアの強国群が海禁に引きこもってはいないわけで……続きが楽しみです。 2005年5月13日 (★★★)

著者:中岡潤一郎 blog 『明日、晴れるか発売告知

出版:KKベストセラーズ 紹介

trackbackcheck.py トラックバックして来た記事にこちらへのリンクがあるかどうか調べる

Python スクリプト。

u'''trackbackcheck.py

ココログの記事へのトラックバック一覧を取得し、その記事
(あるいはトップページ)へのリンクの有無を表示する。
'''
import xmlrpclib
import time
import datetime
import calendar
import urllib
import htmllib
import formatter

import account #以下の形式のモジュールを作って同一フォルダに置く ### account.py
##URL = 'http://tuchinoko.moe-nifty.com/oboegaki/' # あなたのココログ URL
##ACCOUNT = 'hoge' # ココログアカウント
##PASSWORD = '????????' # パスワード
__author__ = 'kadotanimitsuru' __date__ = '2005-06-19' __license__ = 'public domain' __version__ = '1.0.0' _MAXTITLES = 0 # 取得する記事の最大数。0 だと限界無し(?) class _MovableType(object):
    u'''
    Movable Type XML-RPC API を仮想化する

    参考:Movable Typeユーザー・マニュアル: プログラミングインターフェイス
    http://www.movabletype.jp/manual/mtmanual_programmatic.html
    '''
    def __init__(self, url, account, password):
        self.URL = url
        self.ACCOUNT = account
        self.PASSWORD = password
        self.server = xmlrpclib.ServerProxy(self.entrypoint)
        for i in self.server.blogger.getUsersBlogs("", account, password):
            if i['url'] == url:
                self.blogid = i['blogid']
                self.blogName = unicode(i['blogName'])
                break         else:
            raise '%s not found.' % url
        self._dounload_posts()
    def _dounload_posts(self):
        u = self.server.blogger.getUserInfo('', self.ACCOUNT, self.PASSWORD)
        self.nickname = unicode(u['nickname'])
        print self.nickname, "'s blog:", self.blogName
        posts = self.server.metaWeblog.getRecentPosts(
            self.blogid, self.ACCOUNT, self.PASSWORD, _MAXTITLES)
        print '%d posts.' % len(posts)
        self.posts = []
        for post in posts:
            pings = self.server.mt.getTrackbackPings(post['postid'])
            if pings:
                for i in pings:
                    pingurl = i['pingURL']
                    a = get_anchorlist(pingurl)
                    if post['link'] in a or self.URL in a:
                        i['link'] = True                         print 'o',
                    else:
                        i['link'] = False                         print 'x',
                post['trackbackPings'] = pings
                self.posts.append(post)
            else:
                print '.',
        print '' class Cocolog(_MovableType):
    u'''
    ココログに固有の設定を切り出すクラス。
    ここを変えれば MovableType(TypePad)全般でイケるかも。
    '''
    UTC_OFFSET = datetime.timedelta(hours=9) # UTC との時差     # ココログのように内部が UTC で表記が日本時間の場合に必要。
    # どちらもローカルタイムで統一されている場合は 0 で良いはず。
    def __init__(self, url, account, password):
        self.entrypoint = 'http://app.cocolog-nifty.com/t/api'         # ココログのエントリーポイント。blog に応じて書き換えるべし。
        _MovableType.__init__(self, url, account, password)     def getdate(self, post):
        u'''
        -> time.localtime

        'YYYY-MM-DDThh:mm:ssZ' である日時フォーマット専用。
        ココログ以外の違う形式の日付の blog なら書き換える事。
        '''
        return  time.localtime(calendar.timegm(
            time.strptime(str(post['dateCreated']).rstrip('Z')+'UTC',
                          '%Y-%m-%dT%H:%M:%S%Z')))
def get_anchorlist(url):
    u'''
    HTML 内にある a 要素の href 属性を取得しリストにして返す
    '''
    p = htmllib.HTMLParser(formatter.NullFormatter())     try:
        p.feed(urllib.urlopen(url).read())
    except Exception, e:
        print e
        a = []
    else:
        a = p.anchorlist
    return a
if __name__=='__main__':
    account, password, url = account.ACCOUNT, account.PASSWORD, account.URL
    print url
    c = Cocolog(url, account, password)
    for post in c.posts:
        print '%04d-%02d-%02d %02d:%02d:%02d %s' % (
            c.getdate(post)[:6]+(unicode(post['title']),))
        print post['link']
        for i in post['trackbackPings']:
            if i['link']:
                print u'o\t%s' % unicode(i['pingTitle'])
            else:
                print u'x\t%s' % unicode(i['pingTitle'])
                print '\t%s' % i['pingURL']
# 好きに流用してください。

昔のスクリプトから使いまわしているので投稿一覧を取得するだけのためにわざわざクラスを作る大げさな代物になってしまっています。流用する時は適当に端折った方がいいでしょう。

2005年6月18日

エラー メッセージ "Generic Host Process" が表示されるという問題が修正されます。

Windows XP 用の更新プログラム (KB894391)

今まで Windows の起動時に、数回に一度くらいの割合で Generic Host Process がどうのこうのと言うエラーが出ていたのですが、それの修正が出た模様。

バグが修正されたのはめでたい事なんですが。一つ謎なのは今までこのエラーが出て(再起動もせず)そのまま使っていても何の不都合も無かったという事。いったいこの Generic Host Process って何の存在価値があったのでしょう? つーか Windows ってどうでもいいプロセスがやたらと動いてるんでしょうか。

同じ Microsoft のシステムでも MSX の頃は単純だったのになぁ。何か間違った方向にどんどんと進化しているような気がする。

2005年6月17日

韓国の独立と主権を確立したのは日本だった

韓国は日本人がつくった』(黄文雄/ワック文庫)の第1章を読み終えました。

韓国がらみの本って韓国/(在日)朝鮮人や売国良心的日本人の書いた物は自己正当化と日本への攻撃が酷すぎて読んでいてヘキヘキしますし、また焦点がそれに偏っているせいで総覧するには向かず。さりとて反動愛国的日本人の書いたものもまたそれに引きずられて(というかそれへの反発で)弁明や逆批判に偏り。いずれにしろ客観的な事象の描写が見当たらず。しかしこれの著者の黄文雄氏は台湾出身という事もあってか、それらからわりと距離を置いて書けている感じです。(もっとも台湾独立建国連盟日本本部委員長なんて立場の人だけあって「中華への反発」という偏向はあるわけですが)

読んでいて感じたのは「結局、自分達の世界観での悪を日本に投影しているのだな」という事。いわゆる従軍慰安婦は過去の朝鮮の王朝がやったシステムを日本軍もがやったとの決め付けですし、また中国の言う南京大虐殺にしても彼等が内乱でやらかす大虐殺(例えば太平天国の乱その死者は五〇〇〇万人、あるいは人口の五分の一とも言われる だそうな)の縮小化されたパロディー。もちろん日本が善であったわけも無いですがそれは恐らく「日本的な悪」であって彼等がイメージするような形での悪事ではなかったでしょう。つまり従軍慰安婦にしても「官製のシステム」というよりも「官憲の黙認と癒着」であったでしょうし、南京での虐殺にしても「徹底した圧殺と開き直り」では無く「散発するコントロール不能の暴走」だったのじゃないかと思います。

自己中心的で現実を見ない清国、自立する事を躊躇い恐れる朝鮮、危機意識の先走る日本、侵略の意図を隠そうともしない新興帝国のロシア、気まぐれな独善を振り回し結果への責任感が皆無のアメリカ、そして他国を操りぶつける事に執念を燃やすイギリス。当時の状況ではどう転ぼうと悲惨な事になったのは確か。今の倫理で断罪するより当時の個人や国家がどう「生き延びようとしたか」に注目した方が豊かな収穫が得られると思います。

実際、朝鮮人も単なる被害者ではなく(良きにつけ悪きにつけ)主体の一つであったわけで。その稚拙な身の振り方が周囲の強国群を振り回していた事実が今日では忘れられてしまっている。「謝罪と反省」などよりもその事の方が重要な問題でしょう。何をやりたいのだか良く分からない韓国と、やりたい事ははっきりしているけれどもジリ貧な北朝鮮という二つの主体に分断された現在の朝鮮も、結局は彼等が自分たちで選び取って来た姿という点では過去と同じわけですし。

……まあ「そうしないとヤバイから」でずるずると近視眼的な最適解に逃げ続ける日本の方も過去と変わりはないわけですけれども。

2005年6月16日

デピスト?

某所を読んで思いついた。エロゲADVの表現メディアとしての形態を、ゲームポルノというカテゴリから外して論じたいとき、これをdigital picture storyと呼んでみるのはどうだろう? 日本語だと「デジタル絵物語」か。

(NaokiTakahashiの日記エロゲADVの呼び名』より)

従来からある デジタルノベルデジタルコミック の中間にあってそのどちらとも本質の違う今的な読み物ADVの呼び名に妥当な物が無かった(キネティックノベルというのも結局は デジタルノベル 寄りの存在)ですので、現役シナリオライターの高橋直樹氏によるこの提案は歓迎するところ。

ただ一つ問題なのは、その デジタル・ピクチャー・ストーリー という長い名前だと必ず省略されて呼ばれるわけで……日本語での英語名称の省略に多用される四文字カタカナへのそれにされた時に、

デピスト

になってしまうであろう事。間抜け極まりなし。(笑)

16歳デビューのアダルトノベル作家!

青橋由高さんもびっくり

いやフランス書院美少女文庫って別に18禁ではないから、

 16歳という、なんともコメントしようのない若さ(というか、最初は私も信じなかったのですが……。あと、法的にはセーフらしいのですよ)

(フランス書院 On-Line第1回 美少女文庫新人賞 発表』より)

なんでしょうけれども……。

アダルトノベル界の日日日 となれるでありましょうか。つーか、とりあえず私は読む。性に関して一番悶々たる年頃であろう現役ミドルティーンの書くエロノベルというだけで興味があるし。

……いやその前に買っただけで積んである『悪魔な彼女、天使な妹』を片付けるのが先ですが。

2005年6月12日

『美少女ゲーム・クリエイター blog の RSS リスト』訂正

美少女ゲーム・クリエイター blog の RSS リスト』での大森ごはん氏へのリンクが別の方への物だったので削除しました。

不注意でリンクしてしまい申し訳ありませんでした。

ロボこみ連載終了

これもやはり打ち切り? 何も終わってないのに。ってそもそも話自体が無い話でしたか。

メインヒロインがここまで萌えないロボッ娘というのもレアだったですが最終話では萌えキャラにチェンジしてしまいましたね。やはりこれ最終回に取っておいたネタなんだろうなぁ。最初からこのキャラデザだったら人気が出てパロディー同人が山ほど出たかもしれないですが、しかしそんなのロボこみじゃないし。まあ打ち切りも仕方が無いか。でも悲しい。

しかし終わる前に鈴木ロボ子さんが主人公以外にはただの美少女に見えていた事の説明はしておいて欲しかった。

作者:やぎさわ景一 HP やぎ~'s CAFE Fx-RR

2005年6月11日

Holy☆Hearts! やさしさ運ぶ、そよかぜです。:神代 明

(サイドバーの「読んだもの」より移動)

  • 神代 明: Holy☆Hearts!やさしさ運ぶ、そよかぜです。
    神代 明: Holy☆Hearts!やさしさ運ぶ、そよかぜです。
    クマーーーーー!
    6巻目。あとがきから見るにどうも恋愛ネタにしようとしたら主人公キュノの天然ぷりのせいでいつものまったり女学院物にしかならなかった模様。つーかツンデレ下級生×2攻略話になっちゃってますよ。でもそれがいい。しかし一番印象深かったのはジンジャーたんのクマっぷりだったり。(笑) 2005年5月5日 (★★★)

イラスト:緋賀ゆかり HP ハイウェイ*スター

出版:集英社 スーパーダッシュ文庫 (シリーズ紹介, 著者インタビュー, リレーエッセイ)

2005年6月10日

D.C. ~ダ・カーポ~ #01~#03

FLET'S SQUARE で無料配信が始まったので見てみました。

第1話:好きになっちゃダメですか?

だまっこ汁

第2話:裏音夢、爆裂です

塩魚汁鍋

第3話:バナナっなんですねぇ~

……という事は、やはりあれはきりたんぽ?


プロット自体はしっかりしているのに上滑りしている感が。原作はやっていない(というか最初に出たヤツを買ったまま積んでる)ので元からそうなのかは分かりませんが、音無(同級生義妹)とさくら(従兄妹・ツインテール帰国子女)の直接対決を不自然に回避しているように見えてしまいます。映像になるなら当然有るだろうはずの反応の描写の欠けが気になって。彼女等が縁遠いならともかく実際は彼女等同士も幼なじみで、兄(主人公)の居ぬ間にオセロをしている描写だとかもちゃんと入れているあたりで余計に気になります。まあ後の展開のために取って置いてあるのでしょうが。

こんねこ』の訪花(同居同級生幼なじみ)とななみ(年下幼なじみ・ツインテール帰国子女)あたりはこの2人を下敷きにしている感じ。もっとも『こんねこ』の場合はありがちギャルゲーのフォーマットをある程度敷衍しながらもその目的はそれに対する批判でしたので訪花のエンドはアレでしたしななみのエンドも二重化され「真」エンドの方は(作品の他の部分ではまるで現れない)ファンタジー要素まみれにして「別物」である事を強調していましたが。

『D.C.』は「ありがちギャルゲー』そのもので終始するのかな? 広く一般受けを狙うべきTVアニメですからそれが妥当なんでしょうけれども、個人的にはその範囲で終わってしまうならつまらないなぁ。とりあえず期待だけはしておきます。

音無
さくら以外のぜんまいちゃんやら鍋姉妹やらの脇ヒロインはどうせ適当に1~2エピソード与えて解説者落ちなんでしょうが……しかしあのクマ、気になる。いや「クマが気になる」というより「クマを気にしないのか?」というあたりが気になる。

2005年6月 9日

蒼天已死 黃天當立 歲在甲子 天下大吉

豪に亡命申請の中国人、帰国より死を選ぶと主張

 [キャンベラ 9日 ロイター] オーストラリアに先日政治亡命を申請した在シドニー中国総領事館の外交官、陳用林氏(37)が、中国に帰国するなら死んだ方が良いと訴えていたことが分かった。

もうそろそろ「革命」の時期だよね。共産党政権は当然火=朱がイメージカラーだから次は土=黄になるのかな? 木=蒼=国民党が崩壊する時がそのタイミングなのかも。実際、台湾侵攻が引き金になって……という事はありそうな感じですし。オリンピックは無事開催出来るのでしょうか。

2005年6月 8日

クマーーーーー!

昨秋のクマ頻繁出没、ブナ不作が原因…環境省調査

 同省の緊急調査報告書によれば、クマのエサになる木の実は、標高の高い地域に多いブナが不作で、低い地域のコナラが豊作だった。そのことが、標高の低い地域へクマが移動するのを促したと指摘している。

ドングリころころ……でクマもころころ出て来たわけか。で、お池に……

養殖場荒らすクマ、カメラが捉える

 クマによる被害は年々増え、最近3ヶ月だけでも100万円分の被害です。

 「(クマに狙われるのが)卵を持っているメスばかりなので、やられてしまうと生産が追いつかないので真剣に弱っている」(養殖場の宮沢幸司 場長)

いっそそのクマを捕って熊肉として売り払う、というのは駄目なのだろうか? さもなければ……

韓国民の悲願、クマ繁殖…北朝鮮も子グマ寄贈で協力

 建国神話で朝鮮民族のルーツとされるクマは、日本統治時代に駆除され激減。その“復活”事業は、一大プロジェクトとして、国民の期待も高い。北朝鮮が子グマを寄贈するなど、南北協力も進んでいる。

謝罪と賠償を込めて捕獲したクマを全部韓国に送り込むと喜ばれるかも。 昔から「民族のオモニ(母)」としてあがめられてきた そうですから虐待もしないでしょうし。

いずれにしろ、貴重な大型野生動物。うまく共存できると良いですね。

2005年6月 4日

密漁と中国四千年と首狩り族

対馬沖海戦(違)ですが、なんか最悪から二番目くらいに悪い決着。まあ韓国だからなぁ。日本だからなぁ。

事件の本質は「密漁常習犯が日本の海上保安庁に公務執行妨害を食らわせて韓国の領海まで遁走しようとした」というあそこらへんの海の事情を知っている人から見れば「またか」の一言で終わってしまう話なわけですが、ただ一つ違ったのはその逃げた先に韓国海警が居た事。

本来ならば両国の警察同士が協力しあって、捜査裁判の権利がある日本側に犯人を引き渡すのが道理なわけですが……

 蔚山海警は3日、「事態の初期、蔚山海警警備艇の速やかな対応により、韓国漁民と船を守ることができた。また、韓日間の長期間にわたる海上対置の状況の中、国の自尊心を守った功労を認め海洋警察庁長が表彰者選定を指示した」と明らかにした。

【韓日の海上対峙】蔚山海警30人を表彰へ(朝鮮日報) より

在日米軍ですらやれる事を出来ない韓国。それをまともに批判出来ない日本。まあ日本の腰抜けぶりについては被害を増やし国民の福祉を損ないこそすれ大問題にはならない(民を大事にしないのはいつの時代でも日本の政権の特徴)ですが、未だに徴兵制な国粋主義韓国の方の暴走っぷりは満州事変以降の大日本帝国みたい。結局はわが身に降りかかる事なのに。日本はその点だけについてはちゃんと「歴史から学んだ」――結果が「英米追従」という負け犬根性であれ――のですが、韓国の国民は自分たちがあれだけ批判している大日本帝国そのものになろうとしている。(さながら満州国に相当するのが北朝鮮?)

これに比べると共産中国は立派ですね。ちゃんと国益に沿う形で世論を統制している。政府の手綱一つでデモも暴動も自由にコントロール出来る事を最近の事件で見せ付けていますからね。(絶対に住みたく無い国だけど)

歴史群像』(学研) 2005年6月号の記事『中台紛争史』で中国人のその「敵対的協力関係」の見事さが良く描かれているのでお勧め。流石は中国四千年の歴史、ウリナラ半万年とは格が違います。イギリスも日本もアメリカもロシアも手玉に取られるわけです。ていうかそこらへんの「新興国」って結局、小手先技術が異様な勢いで進歩する特殊な時代に「辺境の利」で伸し上がっただけのバブル成り上がりでしかないですから、これからの時代は真の人類の中心地である中華、印度あたりが勃興(というか復活)しそう。さらに南アメリカ(ブラジル)や東南アジア(インドネシア)、そして真の新大陸オーストラリアあたりの伸し上がりも確実ですし。(アフリカや中東あたりはまだ虐められ続けそうですが)

日本なんて元々大した国でもないのに小手先と追従で生き延びた、亡命者達の植民地である南の島首狩り族の寄せ集め。思い上がらず細々と生き延びられればそれでいいんじゃないかな。常任理事国になって国連を牛耳るだのといったしんどい事ではなく、災害救援みたいな部分に傾注して目立つ国際貢献を誇示して行く方が小手先民族の性に合いそうですし。つーか島で評判が良ければ大陸はどうでもいいんでない?

まあ単一民族幻想にどっぷり漬かった韓国&北朝鮮あたりはプライドが邪魔してあのまま暴走するしかないかもしれませんが。でも住人そのものは熱しやすくても楽天的なラテン系(?)だから国がどうあれ生きては行けるでしょうか。

µTidylibを使ってみる

Python での HTML の処理ですが「よく考えたら直接テキストに変換するより一旦 Python のデータ構造にしてから処理する(つまり「Python のリテラル形式を使って HTML を作る」の逆をやる)ようにすれば応用が利いて便利じゃないか」と気付きました。

しかしそういう事に使えそうなモジュール htmllib が何やっているのかソースを見てみたらば……これ、テキストファイルに変換するのにしか使えないです。つまり「省略されたタグを補う」事をせず「省略可能なタグは(もし有っても)省略されている物として扱う」という実装。なので表示される段階で辻褄が合っている(ように見える)だけであって HTML の要素を認識しているわけではなく。ついでに言えば「属性値の表記に文字参照が有っても処理しない」等のバグもありますし。(これは HTMLParser も同じ)

いっそ自分で一から書こうかと思ったのですが HTML(SGML) のルールを調べるのが面倒でかつそれをコードに落とすにも無駄に手間がかかります。それに(ここも含め)そもそも世の HTML の大半はその HTML のルールに従っていないし。

車輪の再発明は止めだ!

という事で HTML Tidy を Python から使うライブラリ µTidylib を弄る事にしたのでした。以下はそのサンプルコード。

import sys
import xml.dom.minidom
import tidy
import urllib
ERRORS_OUT = True # Error を表示するなら WARNINGS_OUT = True # Warning を表示するなら def convert(html):
    u'''
    utf-8 文字列か Unicode文字列の HTML を正しい XHTML に変換して
    utf-8 文字列として返す。
    '''
    if isinstance(html, unicode):
        html = html.encode('utf-8')
    options = dict(
        # HTML, XHTML, XML #        'clean':True, # これで変換すると head要素内に script要素を追加してしまう         doctype='strict', # 強制的に DOCTYPE を付け数を揃えて解析を楽にする         drop_proprietary_attributes=True,
        enclose_text=True, # body要素にテキストを直接置かなくなる         output_xhtml=True,

        # Pretty Print         wrap=0,         # Character Encoding         char_encoding='utf8',
        newline='LF', # Python 内部での文字列の改行は \n のみ         # Miscellaneous         tidy_mark=False,
        )
    out = tidy.parseString(html, **options)
    for e in out.errors:
        if ((ERRORS_OUT and e.severity == 'E') or             (WARNINGS_OUT and e.severity == 'W') or             e.severity not in 'EW'):
            sys.stderr.write('%s\n' % e)
    file('test.html', 'w').write(str(out))
    return str(out)

def domview(xhtml):
    u'''
    XHTML を DOMツリーにして整形表示する
    '''
    d = xml.dom.minidom.parseString(xhtml)     _printnode(d.childNodes[1]) # <!DOCTYPE> 直後のhtml要素だけをターゲットに def _printnode(node, nest=0):
    out = '| '*nest+node.nodeName
    v = node.nodeValue
    if v:
        if v.strip():
            value = ' '.join(v.split())
        else:
            value = repr(v)
        out = '%s %s' % (out, value)
    print out
    for i in node.childNodes:
        _printnode(i, nest+1)

def test(html):
    print '\nHTML:'     print html
    xhtml = convert(html)
    print 'XHTML:'     print unicode(xhtml, 'utf-8')
    print 'DOM:'     domview(xhtml) html = u'''
<title>hoge</title>
<p>&euro; hoge ほげ <b>
<!--コメント-->
<font title="&yen;" color=green>Python</font>
</p>
<blink>&#10023; Twinkle, Twinkle &#x2727;</blink> Little Star
'''
test(html) test('hoge')
##test(unicode(urllib.urlopen(
##    'http://tuchinoko.moe-nifty.com/oboegaki/2004/12/post_6.html'
##    ).read(), 'utf-8'))
# 好きに流用してください。

一旦 XHTML に変換してしまえば xml.dom 等を使って容易にアクセス出来るわけで。楽々。

(元HTML文書のエンコーディング指定が何であっても) utf-8 にして処理するのが基本という事さえ押さえておけば面倒は起こらないと思います。「HTML の文字コードを調べる」で得たエンコーディング名を使って utf-8 に変換してから tidy.parseString に食わせれば良いでしょう。後の処理は上記コードを参考に。

涼宮ハルヒの動揺:谷川 流

(サイドバーの「読んだもの」より移動)

  • 谷川 流: 涼宮ハルヒの動揺
    谷川 流: 涼宮ハルヒの動揺
    表紙、いよいよ古泉一樹くんのアルカイックスマイルが拝めるかと期待していたのですが(立ち絵からバストアップに変えて)1巻のハルヒに戻ってしまいました。でもいとうのいぢさん絵柄変わった?
     短編が2冊続きという事で内容は余談の余談めいたものばかりの上、大半を既にザ・スニーカー連載時に読んでいるので印象が薄いです。でも長門は萌えだけど。 2005年4月28日 (★★)

イラスト:いとうのいぢ HP ベンジャミン

出版:角川書店 角川スニーカー文庫

2005年6月 1日

対馬沖海戦か!?

日韓の歴史に新たな1ページが。(笑)

自衛隊ばかりが問題視されますけれども、日本の海上保安庁って世界水準で見れば立派な Navy。対する韓国海洋警察庁竹島を軍事占領している例のあそこ。国民感情に押されてどちらもピリピリしているみたいですし。戦争にはならないとしてもしこりは残りそう。

竹島の騒ぎも(騒いでいる外野ではなく地元にとっては)領土がどうこうというより漁船の操業の問題からだそうですし。海に出る人にとっては本当に隣国なんですね。いつまでもグズグスと引きずる無能な日韓の政治家はともかくとして下のほうの公務員同士はそれなりにツーカーな仲になっていてもらわないと実務上困るわけで。すんなり解決して欲しいです。

領土がどうのこうのなんて建前はいいから、そこらへんに住んだり仕事したりする人が安心して暮らせるようにするのが政治の役目のはず。だから日本から見れば「不法占拠」だったとしても、

みたいな事が起きた時にはすかさず援助して恩を売る平和福祉国家をアピールしなくては。

チェンジング・ナウ打ち切り

やっぱり。でも哀しい。

まあ少年誌というよりは青年誌、というか中年誌(?)向けの作品だったしなぁ。『さよなら絶望先生』あたりに負けるのも仕方が無いか。いや同じショートギャグ系でも『女子大生家庭教師濱中アイ』だの『魁!! クロマティ高校』だのの性少年のアレをナニな(少年誌として)王道な代物に敵うべくも無いのは当然として。

もんたメソッド続きを読むネタバレ禁止とココログ

もんたメソッドだそうな。

要するに(HTMLで言えば)例えば文字色と背景色を同一にして(範囲指定をする等しないと)読むことが出来ないようにする手法。(実際にはもうひと工夫してクリック一発で読めるようしていたりしますが)

これがゲームのレビュー等で多用されているネタバレ禁止と違う所は、あくまでも強調を目的として 1単語や1フレーズ単位で指定する 事。一部だけ隠して興味を持たせる事を目的としているので、仮にこれを Lynx 等のテキストブラウザで読んでその効果が無効になったとしても不都合は無いわけです。多用してもかまわない手法ですね。

無論 Lynx 始めそういう手法が無効な Webブラウザは多い(例えば私が使う RSSリーダーの RSS Bandit でも無効になる)ですので、ゲームのネタバレやミステリーのオチへの論評等の本当に見られてはヤバい物にはこういう手法ではなく「続きを読む」部分にまとめて別ページへ置いておかなくてはならないわけですが……ココログの「続きを読む」って固定リンクページだと無効(つまり「本文」も「続きを読む」も続けて表示されてしまう)でトップページにある時にしか機能しないのでネタバレ回避のためには何の役にも立たず。(空行を20行も作って離しておくという古典的BBS的な手法の方がまだマシか)

まあココログの場合はHTMLページを含めてどんなファイルでもアップロードしておけますから、ネタバレ部分は適当なHTMLページを作ってそこにリンクさせておけばいいわけですけれども。

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