D.C. ~ダ・カーポ~ #04~#06
第4話:桜の下のカナリア
焼きそば鍋
第5話:メイドですから…
湯どうふ
第6話:海へゆきましょう!
海草鍋
4話、5話と「……で?」としか言いようの無い話が続き。6話でやっと
の文言が出てかろうじて面目を保ちましたが。でもギャグは薄いしドラマは無いしキャラが強烈なわけでもなし。1キャラにつき十数時間をヒロインとの日常に費やしても無問題なADVと全26話あるとは言え所詮は30分自動進行でしかないアニメとは話自体を変える必要があると思うのだけれども……今の所は「典型的な恋愛ゲーム」から無造作にネタを引用して来ただけの代物に見えます。「物語」としての醍醐味は無し。
(少なくともPCの)恋愛ADVにおいては「話」というのは必要無いのですよね。「原因→結果」の脈絡をプレイヤーが(擬似的にでも)操作できれば作品として成立する。全てのコンピュータ・ゲームは本質的に「シミュレーションゲーム」なのでそのロジックが成立していればOK。でもアニメというのは所詮「語られるもの」。攻略見ながらでのADVのプレイのつまらなさ、という問題。
まあ現在のテレビアニメというのはマルチメディア展開での「共通了解項」を提示出来れば義務は果たしているのでしょうし、その点から言えば「物語」としてのダイナミズムを犠牲にしても各ヒロインを等分に「紹介」しているこのアニメは必要充分なのかもしれませんけれども。
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