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2005年5月28日

神無月の巫女

神無月の巫女 最終話

マコちゃんまた美味しい所を取って行くし。

そのマコちゃんと、ソウマ&ツバサを描いているためギリギリで面目が立ってはいますが、やはり薄皮一枚深い所に行けなかった感じ。やりたい事は良く分かるのですがアルティメットガールのそれのようには上手くまとめられていないです。ストーリー上で矛盾/葛藤を提示出来なかったですから最後だけ思い入れいっぱいに「語られ」てしまっても困るだけですが、そういう事以前に、

千歌音
「神無き月のオロチの災いを鎮めるために、命と想いを引き換えに、正しい世界に戻すの」

もちろんこれは(設定上は世界の問題ですがテーマ上では)彼女の自己実現の問題なわけですが。神(アイドル・超越者・支配者)にもなり切れず自らの命(輪廻が約束されているのだから安い命だ)をダシにして想いを無理やりでっち上げる(その想いは手を伸ばせばすぐに手に届く所にいつでもあったものなのに)。そしてそうやって無理やりでっち上げた想いすら「思い出」という形に畳み込まないと消化出来ない。難儀というか哀れというか。

それを象徴して言えば「なぜ千歌音はマコちゃんになれなかったのだろう」という事になるわけですけれどもそれは視聴者に投げられてしまいましたし、そして最後に……という事で結局思考停止できてしまう。でも作者にはネガティブな意味でのドツボに嵌った永遠の呪縛を描いているつもりはないのでしょう。そうだとするなら完全に失敗。まあアルバム(今までの姫子との思い出)がフェイクである部分をちゃんと押さえているだけでも褒めるべきかもしれませんが。

でも姫子の

「ハッピー・バースデー」

は奇麗でしたね。

おおもね満足はしています。というかこの制作陣にこれ以上は求められないのだろうなぁ。それが会社の制約なのかテレビ放映の制約なのか監督やシナリオライターの限界なのかまでは分からないですけれども。原作も読んでみるかな。

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