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2005年2月27日

便所のラクガキとチラシの裏

先日のウェブログ虎の穴への感想トラックバックを貰ったのでちょっと書いてみます。とはいえその僕らの幼年期は今始まったばかりのサナギなんだ~ブログの可能性を検証するという記事での議論自体について言いたい事があるわけではなくて、

 一方において、楽天的ブログ論がある。ひとつのブログが主体的に一つの話題を展開していくと、トラックバック、コメントの形で第三者の意見がそこにからんできて、そのブログの書き手はそれらを弁証法的に止揚しつつ話をすすめてゆく、というものである。

ということ自体がつまらないな、という事ですが。

そういう事が欲しいのならばプロの編集者が識者を三人も集め鼎談させて記事にして本に載せる方が良いでしょう。少なくとも 開かれていながら、仕切りがしっかりしているブログ なんていう blog に求めるべきと思えないものを期待するよりも。

プロの編集者が企画しプロのライターが書きプロの営業がそれを的確に大衆にプレゼンし不特定多数に販売する、その方が妥当な事、というのは今後とも残る――というか竹熊氏の元の記事はそのためにいかに blog を用立てるか、という話ですし――でしょう。そういう事までプロフェッショナルでない人が書く blog に対して求めるのは期待する方が間違っているかと。

チラシの裏な blog や便所のラクガキな匿名BBSが、プロが金のために作るメディア(あるいはそれを前提の2次創作やアフィリエイト)の都合に回収されたり、あるいはそこまで行かなくてもプロだからこそ求められる水準を基準として良否を量られてしまう。(あるいはその反動としてのアマチュア・ボランティア主義に陥る)

蝶に育って羽ばたく事を自明の前提として幼年期のサナギと評されても、はなから地虫の育成環境にしか興味が無い立場から見ると「……そういう事に価値を置く人も居るんだね」としか。(いやそれはそれでいいのですが)

コンテストなりスカウトなりしてプロに回収してしまえるもの(評価基準)の予備層。blog に期待するものってそんな程度なのか? その部分で良いなら世間の認知に従ってこれからどんどん大きくなるでしょうね。(blog が本になりました。blog からプロライターにデビュー。絶版のあの本が blog で読めます。等々)

でもそんな従来のメディアの代替なんてどうでもいいと私には思えてしまいます。(そういうのならば既にあるわけですし)

消費者を前提としたライターという上下構造ではなく、参加それ自体のみがある BBS や blog や MMORPG といったメディア。それを批判するにしろ賞賛するにしろ、それは全く関係の無い価値基準に思えます。

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